知らなかった事と知ったつもりでいた事
東日本大震災から何年経ったのだろうか?
と正直、最近の気持ちとしてはそんな感じなのかもしれない。
個人的には2013年にももクロちゃんの影響で女川町に行ってから年に一回は町に行って、町が生まれ変わるのを見続けていて
私は、復興に関して知っているつもりでいた。
今回、ももクロちゃんのイベントが行われる浪江町に整理券を頂きにお伺いして、ちょっと駅まで歩いてみたり、町の食事処に行ってみたり(情報が古くて、建物が崩壊していた)
浪江町がどの様な所なのかを少し見てきた。
海も近い感じだったので、寄ってみたところ、多分津波で壊されたであろう、一階の部分だけ崩壊してる建物か何軒かあり、未だにその様な建物が残ったままでまだまだ復興の途中だった。
正直、震災前の町の表情を知らないので
この町の表情は震災の影響なのか
過疎化によるものなのかが実感が薄かった。
しかし、そこからついでにと言うかせっかくだからと春の一大事の会場になる
Jビレッジまで6号線で向かったところ、大きな衝撃を受けた、、、
6号線を挟んだ両脇は帰還困難区域になっていて、建物の入り口などにはバリケードの様に封鎖されていて、言い方が悪いかもしれないが映画などでみる、荒廃した町の様だった。
女川町を長年見てきて、復興が進み、綺麗な街並みが出来て、商店街が賑わっていて、盛り土が進み町の様相がガラッと変わり生まれ変わった町が出来ている様を見てきただけに
復興はある程度進んでいるのだと
勝手に思い込んでいた。
そんな、まだまだ震災の復興の真っ只中の町で、ももクロ春の一大事~笑顔の力、繋げる想い~が開催される。
とても、大きな意味を持っているんじゃないかと感じた。
地域の人に迷惑にならない様に
地域の人達に楽しんでもらえる様に
地域の人達に笑顔が溢れたら良いなって思ったけど。